ミステリー小説 おすすめ ５選！（東野圭吾 作品）＃1

オススメ5選
2022/2/3
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オススメ5選　（東野圭吾 作品）

６０年間読み続けたN子がオススメする「ミステリー小説」オススメ5選！
現代医療あり、刑事犯罪、多彩な題材に深く切りこんで、最後の最後まで飽きさせないテンポよいミステリー！深層心理に迫り、どんでん返しのどんでん返し！先を読まずにはいられない、作品がいっぱいです。
誰にでも、楽しめるミステリー小説をご紹介します！
それでは行きましょう。

オススメ①  ラプラスの魔女 | 東野圭吾

地方の温泉地で硫化水素中毒による死亡事故が、相次いで発生する。地中科学研究者、青江教授が調べる事になるが、先々で不思議な少女に出会い、目を疑う現象を目の当たりにすることになる。衝撃ミステリー！脳神経外科医を父に持ち、巨大竜巻により目の前で母を喪った、羽原円華。甘粕謙人との出会いにより、人生が大きく変わる。謙人は姉の自殺により、母と姉を喪う。そして自分自身も植物状態となる。しかし、その自殺の真実を耐え難い、苦痛の状況で知る事になる。歪んだ親子関係、愛情もない、エゴのかたまり、読んでいて気分が悪くなる思いだった。謙人の絶望、悔しさは計り知れないものがあるだろう。そんな謙人を心配し探し回る一番の理解者円華。ラストは息飲む凄まじい、衝撃的のシーンだった！此からの謙人はどうなるんだろう？円華に世界の未来はと質問したら「知らないほうが、きっと幸せだよ」と、答えが返ってきた。現在の世の中とリンクして、暗い気持ちになった。櫻井翔、広瀬すず、主演で映画化されました。


オススメ②  魔力の胎動 | 東野圭吾
鍼灸師、工藤ナユタ。筒井の流体工学研究所で、不思議な力をもつ少女、円華と出逢う。ジャンプの選手、野球の選手、水難事故で息子が植物状態になってしまった恩師、同性愛のピアニスト。其々に悩みを抱え、挫折、苦しむ人々を「私を信じて」と、助言する彼女の力で、暖かな希望への光を取り戻す、奇跡はおきるのか？衝撃ミステリー！そして、ナユタの過去の衝撃な秘密とは、甘粕謙人の身を心配し、捜し求める円華はナユタの心の闇を開放出来るのだろうか？地中科学研究者の青江は、過去に起きた家族の、硫化水素中毒を不幸な偶然が重なっておきた事故と解決したが、また、温泉地で硫化水素中毒死がおき、青江教授が出向く事になった。今度の死亡事故は不幸な偶然の重なり、それ以外には魔力という物が存在しない限り起こり得ない、事故ではないか。青江の頭に、駅での紙ふうせんがよぎる。ここから、謙人は何の目的で何処へ、むかうのだろうか。
また、ナユタの衝撃な秘密とは？
オススメ③  同級生 | 東野圭吾

女子高生の交通事故死が起こった。彼女は妊娠していた。父親は誰か？荘一は、若さゆえの正義感から、自分が父親だと名乗り出る。その正義感から彼は、精神的に追い詰めらて、苦しむことになる。青春ミステリー！色々な愛情のミステリーかな？彼女の事故死に疑問を抱き、仲間達と真相を探り初め、意外な事実をつきとめる。若い蒼くさから正義の糾弾を突きつける。それにより、尊敬する愛しい人の裏切りに失望、絶望する女教師の苦悩。そして、あろうことか女教師の死体が発見される。次々に思いもよらない事件がおき、警察にうたがわれたり、捲き込まれていく荘一。純真な一途な女性の愛憎は、計りしれないものがある、衝撃なトリック、哀しい真実に驚愕する。家族愛、兄妹愛あり、友情あり、最後は若者らしいシーンで、微笑ましく「ホッ」としました。戻れない青春時代に思いをはせた。東野圭吾の異色の作品では？

オススメ④  時生 | 東野圭吾
宮本拓実の息子は不治の病「グレゴリウス症候群」だった。息子の命が尽きつつある時、拓実は、「ずっと昔、俺はあいつに会っているんだ」20年以前に起きた不思議な出来事を妻に語り出す。その頃の拓実は、自分の出生の秘密を知り、意加減なだらしのない生活を送っていた。「花やしき」で初めて「トキオ」と、名乗る少年と出会った。訳がわからない不思議な親近感のある少年だった。そんな時、一緒に暮らしていた恋人、千鶴が謎を残して突然消えてしまった。トキオと、共にその行方を追いつつ、色々な事件に捲き込まれながら、実の母との再会や千鶴の友達との交流により、自分の人生を見つめ直して行く。トキオの不思議な夢物語を聞いていたお陰で、拓実の将来は開けていく。トキオは未来の為に過去を変えた。此も、予定にあった事なのかも知れない。過去と現在、未来が交差するミステリー！展開も良く一気に読み終えた。
オススメ⑤  人魚の眠る家 | 東野圭吾
少年「宗吾」は窓辺の車椅子の少女に魅せられた。薔薇の
花が飾られた部屋だった。ある日突然、愛娘が水難事故にあってしまった。回復の見込みがないと診断された。深く眠り続ける愛娘。ヒューマンミステリー！重い、読者に問いかけるテーマ。親だったら誰でも信じ難い、事実に気が狂ってしまったと、思われても仕方がない悲しみだと思う。脳死とは、心臓が動いているのに、死んでいると判断されるのか、娘の「生」に、拘り、もがき、苦しみ、あらゆる手段を尽くす狂気的な母親。人間の尊厳とは如何なるものか？家族や、親族に理解されないもどかしさが、母親を苦しめる。ある事をきっかけに、周囲とのわだかりも解け、彼女の狂気が徐々に穏やかな生活へと戻って行く。信念を曲げないで、自分の納得が行くまでやり遂げて、答えが出るものなのだろうか？愛娘との、別れのシーンは神秘的で涙をさそわれた。最後のシーンは、さすが東野のワールド「宗吾」の未来に幸あれ！
篠原涼子、西島秀俊、共演で映画化されたヒューマンミステリー！
最後に一言

現代医療ミステリーや家族の愛情、人の深層心理に迫り、多才な題材で、興味深く一気に読んでしまう！色々なミステリーを紹介します。
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